Ai imai 個人でエステやリラクゼーション、ヘッドスパサロンを開業する際、サロンの平均売上が果たしてどれくらいなのか気になる方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、個人のサロンの平均売上や、サロンで売上を上げるポイントや方法を解説します。
サロンの売上に関して疑問や不安を感じている方は、ぜひご参考にしてくださいね。
個人エステサロンの平均売上は月100万円程度
個人エステサロンの売上は公表されていないため、平均売上の明確なデータはありません。
独立行政法人中小企業基盤整備機構の損益モデルによると、サロンの売上は以下のように計算されています。
（引用：エステティックサロン | 業種別開業ガイド | J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト] ）
サロンの立地や広さ、営業時間によってもことなりますが、個人サロンの売上は月100万円程度と想定されます。
開業前に知っておきたい、エステサロン経営の実情
エステ、リラクゼーション、ヘッドスパサロンの開業を考えている方には、サロン経営は実際どうなのか、上手くいくのかどうか不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
そこでここでは、近年におけるサロン経営の実情を紹介します。
エステサロンは開業1年以内に閉業する確率が高い
実は、エステ、リラクゼーション、ヘッドスパサロンを開業してから10年後の存続率はとても低いことをご存じですか？
サロンは、開業1年以内で閉業する確率が半数を超えると言われ、10年後にはほとんどのサロンが閉店しているとされています。たとえば、今年100店舗のサロンがオープンしたら、1年以内に50店舗以上が閉店するようなイメージです。
サロンは開業しやすく、コンビニの数に近い件数ある地域もあるとも言われています。
生き残っていくサロンになるためには、工夫と差別化が大切です。
価格競争になりがち
全国にあるエステ、リラクゼーション、ヘッドスパサロンの店舗数はかなり多く、常に競争率の高い業種といえます。
店舗数が多いと、集客の手段として「割引」や「低価格化」を行うサロンも多くなりますが、価格競争で勝負しようとすると、大手サロンにはとてもかないません。
60分のメニューが3000円という価格設定のサロンも珍しくはないのが現状です。しかし、価格競争に陥ると、集客はできても売上が上げづらくなり、サロンの運営が苦しくなってしまう可能性があるので注意が必要です。
個人のエステサロンで売上をUPさせるために必要な3つの要素
売上を高くするには「集客数」と「客単価」をそれぞれ高めることが必要です。また、サロン経営にかかる「コスト」を抑えることでも売上に大きく影響するので、意識しましょう。
①集客数
エステ、リラクゼーション、ヘッドスパサロンで大事なのは、来店してくださるお客様の数です。来店人数によって、サロンの売上が決まると言っても過言ではありません。
一日にサロンへ来てくれるお客様の人数が多いほど、売上が上がりやすく、新規取得やリピーター様への提案などの施策を打ちやすくもなります。
集客の手段は様々あり、近年ではSNS運用など費用を抑えて集客を行うことも可能です。
サロンに合った集客手段を見つけ、集客力アップを目指しましょう。
▶ヘッドスパ・リラクゼーションサロンの集客のコツとは？ツール活用術も詳しく解説
②客単価
サロンの売上を高めるには、集客と並行して客単価を上げる必要があります。同じ客数でも、客単価を上げることで売上アップが見込めます。
なお、クーポンの配布などお得感を打ち出した集客手段に頼ってしまうと、客単価が下がるほか、割引目当てのお客様が増えリピートに繋がりにくくなる可能性もあります。
正規価格の30%オフまでは新規顧客の集客に有効ですが、それ以上割引をしてしまうと工程客になりにくいため注意しましょう。
客単価を高くするためには、施術メニューにオプションを設けたり、サロン専売品の化粧品を取り扱ったりするなどの工夫が必要です。
③コスト
エステ、リラクゼーション、ヘッドスパサロンにおけるコストには、人件費やテナント費をはじめ、商材の仕入れ費や広告費も含まれます。
サロンの売上は、利益からコストを引いたもの。コストが高いと、どんなに売上が高くても結果手元に残る利益が少なくなってしまいます。
コストを削減することで、同じ売上でも利益を増やすことができます。サロン開業時にコストがかかりすぎないよう検討するほか、サロン開業後も都度コストの見直しを行うことをおすすめします。
ただし、むやみなコストダウンは避けた方がよいでしょう。
お客様の肌に直接触れるタオルなどは、コストダウンのために安価なものにしてしまうと、お客様の肌荒れなどにつながる可能性があります。
オイルや精油に関しては、安価なものはにおいが独特なこともあり、お客様がリラックス効果を感じにくくなってしまう可能性も。
また、お客様に事前にカウンセリングやリスニングを行い、肌が弱い人にはオーガニックのものをそろえておきましょう。
コストダウンにとらわれず、お客様へ十分配慮できるサロンづくりができるとよいですね。
エステサロンの売上をアップさせる5つのポイント
売上をアップするために、意識しておきたい5つのポイントを解説します。ただ、がむしゃらに頑張るのではなく、目的を決めて実践することで目標を達成しやすくなりますよ。
サロンの未来を明確化する
サロンの売上目標はどれくらいで、どのようにして達成するのか、達成した後はどうするのか。サロンの未来を明確にイメージできているほど、実現できる可能性は高まります。
サロンの経営を通してどのような未来を実現したいのか、具体的に考えてみましょう。
目標を設定する際も同様に、目指す地点が曖昧にならないようできるだけ明確な目標を設定します。
目標を達成するまでの期間や集客数、リピーター数、売上など、具体的な数字まで検討できるとよいでしょう。
他サロンとの差別化を作る
サロンの売上をアップさせるために、他サロンとの差別化は重要なポイントです。
エステ、リラクゼーション、ヘッドスパサロンでは新規開業が多く、競争率は年々上がり難しくなっています。
他サロンとの差別化には、まずサロンのコンセプトを明確にする事が大切です。
サロンのコンセプトの重要性や考え方は以下の記事で解説していますので、ぜひご参考にしてくださいね。
▶ヘッドスパサロンの集客にはネーミング・コンセプトが重要！考え方やポイントを詳しく解説
コンセプトに沿って、ターゲットとなるお客様のニーズに合ったメニューを考えたり、施術やサービスの品質向上を意識したりするなど、魅力的なサロン作りを目指しましょう。
また、メニューの名前や営業時間、価格などが、お客様に明確に伝わることも、とても重要です。
なお、他店との差別化のためにクーポンや割引などに頼ってしまうと、客単価やリピート率の低下を招く可能性があるため注意が必要です。
お客様の興味やトレンドを把握して仕入れる
美容が好きなお客様はトレンドに敏感な傾向があります。
基本的なメニューを揃え、クオリティを維持する事はもちろん大切ですが、並行して常にどのようなサービスやモノが流行っているかをリサーチしましょう。
お客様の興味や関心をタイムリーに取り入れることで、お客様から喜ばれるサロンになります。また、他サロンとの差別化にも繋がるでしょう。
季節ごとにお客様の関心が高まるのは、以下のような点です。
春先：
紫外線、花粉、アレルギー、むくみ
夏先：
紫外線、日焼け、シェイプアップ、クールダウン、シミシワ
秋先：
夏のメンテナンス、冬支度、むくみ、ダイエット、くすみ
冬：
乾燥、シワ、透明肌
売上をきちんと管理する
売上管理とは、設定した売上目標に対しての達成度を知ることです。売上はもちろん、目標に対しての進捗状況や前年比・前月比など様々な項目を継続して管理しましょう。
売上管理をすることで、目標達成に向けて改善や分析ができるため、サロンの売上をあげるために必要なことに気づけます。
適切な改善案を見つけられれば、結果として売上アップにつながるでしょう。
また、お客様ひとりひとりの売上状況を把握しておくことも大切です。
過去の施術履歴や商品の継続状況、未提供のメニューから、お客様に今後どのようなサービスを提供すべきか検討できるでしょう。
季節ごとにカウンセリングを行い、その時期にあったサービスを提案するのもよいですね。
お客様アンケートを実施する
接客業において、お客様の意見や満足度を知ることはとても重要です。サロンに来てくださったお客さまに、積極的にアンケートをお願いしましょう。匿名のアンケートであれば、よりリアルな声を書いてもらえるかもしれません。
良かれと思って行っているサービスでも、お客様からは不評なこともあるかもしれません。一方で、自分では気づいていない魅力をお客様が教えてくださることも。
定期的にアンケートをとって、お客様の気持ちとサロンサービスのズレがないか確認するようにしましょう。
エステサロンで売上をアップさせる具体例な方法とは？
ここでは、エステ、リラクゼーション、ヘッドスパサロンで売上をアップさせる具体的な方法を紹介します。
売上アップに向けて具体的に何をすればよいかわからない方は、ぜひご参考にしてくださいね。
web集客・SNS運用で集客数アップ
最近のサロン集客では、web集客やSNS運用が重要視されています。折り込みチラシやビラ配りも大切ですが、現代の個人サロンにおいては「気軽さ」が重要視されているので、スマホでサイトが見られたり、予約できたりすると集客に繋がりやすいでしょう。
web集客にはウェブサイト制作やMEO施策、SNS運用にはInstagramやLINE公式などがあります。
MEO施策とは「サロン名+地域名」でGoogle検索の上位を狙うこと。うまく表示されるとたくさんの方の目にとまるので、高い集客効果が期待できるでしょう。
ウェブサイトも同様に、上手く表示されれば高い集客効果が期待できるほか、予約フォームを設置することでお客様が気軽に予約できるようになります。
また、SNS運用はサロン集客と相性がよくおすすめです。写真や動画を簡単に投稿できたり、お客様と気軽にコミュニケーションをとったりすることができます。
web集客やSNS運用は、費用を抑えて取り組むことも可能です。集客にとても有効なので、積極的に取り入れましょう。
リピーター数増加施策で客単価アップ
リピートしてくれるお客様が増えればサロンの売上も必然的に高くなる傾向にあります。集客の面ではもちろん、リピーターの方はサロンを気に入ってきてくださるため客単価も上がりやすいでしょう。
リピーターを増やしていくためには3つのポイントがあるので、できることから実践してみてください。
- ネット予約機能
- DMやメルマガの配信
- お客様ごとに個別のアドバイスシートを作成
予約をSNSで受けているサロンも多く見受けられますが、ネット予約機能を設置しお客様が予約したいタイミングで「いつでも予約できるサロン」であることで、予約を取りこぼす可能性を少しでも減らせます。
また、DMやメルマガを配信することで、お客様とのコミュニケーションが生まれやすく、リピートに繋がりやすくなります。
そして、お客様が来てくださった際に個別のアドバイスシートを作成することで、過去のデータをいかしてよりお客様に合った施術やサービスを提供できるでしょう。
今井式ヘッドスパアカデミーで技術力アップ
お客様がサロンに求めていることは「技術」です。売上をアップするために集客数や客単価を上げる施策も大切ですが、サロンの軸になるのはやはり「技術」。
独自の技術を高いクオリティでお客様に提供できるよう、技術練習はしっかりと行いましょう。
国内でもトップクラスのヘッドスパの技術を身に付けたい！という方は、12年間継承されている『今井式ヘッドスパアカデミー』にご相談ください。
今井式ヘッドスパアカデミーは、癒しだけで終わらない確立された独自理論と手法・技術によるヘッドスパを習得できる全国でも珍しい本格的なヘッドスパスクールです。
今井式ヘッドスパアカデミーでは、ドライヘッドスパでお客様に満足をご提供する技術が学べるコースのほか、ウェットヘッドスパの開業を目指す方向けのコースもあり、ヘッドスパ全般で技術を身に付けられます。
30時間というボリュームで220,000円のベーシックコースになります。これに加えてオンライン講座でも技術を理解していくことが可能です。
5回の対面講座に加え、事前予習としてテキストをみながらのzoomミーティング講習も3回受講可能です。
アカデミーは分割払いも可能で、お二人目は半額になるなど、費用負担を抑えながら受講することができます。サロンから複数名での受講も歓迎です。
高い技術や、独自性のある施術を身につけたい方は、今井式ヘッドスパアカデミーの講座を活用するとよいでしょう。
今井式ヘッドスパとは？
今井式ヘッドスパ「JENS技法」はまさに現代人の身体と頭皮、そして心を整えていくもの。
オールハンドによる丁寧で的確な高度技術で筋肉の癒着や強張りを改善し、脳髄膜液・血液・体液の循環を促進。お客様に高いご満足を提供します。
まとめ
本記事では、個人のエステ、リラクゼーション、ヘッドスパサロンの平均売り上げや、売上アップのポイントや方法を解説しました。
サロンは比較的開業しやすいと言われていますが、売上をあげつづけるには工夫や努力が必要です。
今井式ヘッドスパが学べるアカデミーでは、技術の習得はもちろんのこと、同じ志を持った仲間に出会える可能性もあります。
ヘッドスパサロンの開業を考えている方は、是非お気軽にご相談くださいね。
今井式ヘッドスパアカデミー
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PESCo PESCa -ペスコペスカ-
| 住所 | 〒602-0845京都市上京区寺町今出川下真如堂前100-2 |
| TEL | 075-222-1711 |
| OPEN | 平日10:00-19:00土日祝9:30-18:30 |
| 定休日 | 月曜日（祝日の月曜は営業）、火曜日不定休 |
| URL | https://pesco-pesca.com/ |
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